エジプトからやってきたマルタ島の猫
マルタ共和国は、地中海に浮かぶ三つの島からなる小さな島国です。その中でもマルタ島は、世界一猫の多い島といわれており、いたる所で猫を見ることができます。
なぜマルタ島に猫がたくさん住むようになったのでしょうか?マルタ島に住む猫は、70万匹ほどいるといわれています。マルタ共和国の人口が約41万人弱なので、国民より猫の方が多いのです。
そんなマルタ島に猫が入ってきたのは、古代エジプト王朝時代。当時のエジブトでは、猫が魔除けの力を持っていると信じられていたため、船には猫を同乗させることが多くありました。
この船がマルタ島に、猫をつれてきたといわれています。その後、漁業が盛んなマルタ島でネズミをとってくれる猫は重宝され、「世界一の猫の島」と呼ばれるまでになったのです。
国民から愛され守られる猫たち
マルタ島にいる猫は、屋外で生活しているにもかかわらず毛並みが良く、病気になっている猫もあまりいません。それには国民の愛と努力がありました。マルタには「マルタ猫協会」という組織があります。
その他にも、個人で猫の世話をしたり、病気や怪我をした猫を施設で保護したりする団体もあります。マルタ島では、猫の保護のために作られた「キャットビレッジ」という場所も有名です。
小屋やぬいぐるみが置かれており、セント・ジュリアンズでよく見かけられます。ただ猫が多いだけではなく、猫たちが幸せに暮らしていけるように、尽力している人たちがいるからこそ、猫たちも安心してのびのびと暮らすことができるのです。
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